12月, 2023
『荒野に希望の灯をともす⑥』キャンドルの日上映会
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『荒野に希望の灯をともす⑥』キャンドルの日上映会
~医師・中村哲 現地活動35年の軌跡~
1月11日(木)10:00
アフガニスタンとパキスタンで35年にわたり、病や戦乱、そして干ばつに 苦しむ人々に寄り添いながら命を救い、生きる手助けをしてきた医師・中村哲。
NGO平和医療団日本(PMS) を率いて、医療支援と用水路の建設を行ってきた。
活動において特筆すべきことは、その長さだけでなく、支援の姿勢がまったくぶ れることなく、一貫していたことだ。一連の活動は世界 から高く評価され、中村医師は人々から信頼され、愛されてきた。
いま、アフガニスタンに建設した用水路群の水が、かつての干ばつの大地を恵み豊かな緑野に変え、65万人の命を支えている。
しかし、2019年12月。用水路建設現場へ向かう途中、中村医師は何者かの凶弾 に倒れた。その突然の死は多くの人々に深い悲しみをもたらした。
だが、一方で 私たちに強く問いかけ もする。 中村医師が命を賭して遺した物は何なのか、その視線の先に目指していたものは何なのか。
【日時】1月11日(木)(開場9:40)
10:00~11:30 上映
11:30~12:30 映画のあとのじかん(お時間のある方はどうぞ)
【料金】大人999円 学生500円 中学生以下無料
*1ドリンクオーダーお願いします。
(フェアトレードの東ティモールコーヒー・紅茶、信州りんごジュースなど)
*お弁当など飲食物お持ち込み自由(ごみはお持ち帰り下さい)
【定員】15名ほど
【会場・お申込み】cafeどんぐりの木・どんぐり映画館
✉️メール donguriecorisu@gmail.com
件名を「荒野に希望の灯を灯ともす」として、本文に1~3を明記してください。
1 氏名
2 同伴の方の氏名
3 電話番号
*お申し込み後3日以内に返信がない場合はお手数ですがお電話をお願いします。
☎電話 043-386-4468 (留守電の時はメッセージと電話番号をお願いします)
*観たいけど日時が合わないという方、ご相談下さい。
*2022年10/11、11/6、2023年1/12、5/11、9/11の上映会の参加費の一部と
みなさまからのカンパを合わせて50000円をペシャワール会へ寄付しました。
みなさまのあたたかいお気持ちありがとうございました。
◆中村哲(なかむら・てつ)
1946年福岡県生まれ。九州大学医学部卒業。医師。国内の病院勤務を経て、1984年パキスタン北西辺境州(現パクトゥンクワ州)の州都ペシャワールに赴任。以来ハンセン病を中心とした貧民層の診療に携わる。1986年からはアフガン難民のための医療事業を開始、アフガン東部山岳地帯に三つの診療所を設立。98年には基地病院PMSをペシャワールに建設。2000年以降は、アフガニスタンを襲った大干ばつ対策のための水源確保事業を実践。さらに02年春からアフガン東部山村での長期的復興計画「アフガン・緑の大地計画」を開始、03年3月からは灌漑水利計画に着手、07年4月第1期工事完成。2019年現在、灌漑面積約1万6千5百ヘクタール。年間診療数約8万人(2006年度)。
著書に、『ペシャワールにて』『ダラエ・ヌールへの道』『医は国境を越えて』『医者 井戸を掘る』『辺境で診る 辺境から見る』 『医者、用水路を拓く』(以上石風社)、『アフガニスタンの診療所から』(ちくま文庫)、『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る――アフガンとの約束』(澤地久枝氏との対談 岩波書店)、『天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い』(NHK出版)、などがある。
ペシャワール会現地代表、PMS(平和医療団・日本)総院長として現地事業を指揮。2019年12月4日、アフガニスタン・ジャララバードで、凶弾に斃れる。享年73歳。